今回は、日本橋に本店を構える高級ショコラ専門店「ル・ショコラ・アラン・デュカス(LE・CHOCOLAT・ALAIN・DUCASSE)」の渋谷スクランブルスクエア店でフォンダン・ショコラを購入したので紹介する。
ル・ショコラ・アラン・デュカスのフォンダン・ショコラ
個包装された縦11.7cm x 横4.2cm x 高さ3.5cm程度(参考:iPhoneSE第一世代よりも一回り小さい)の小ぶりなショコラを、専用の箱に入れてくれている。保冷剤も入れてくれていた。「高温多湿をさけ涼しい場所(15℃が最適)で保存してください」だそう。
冷蔵庫から出したばかりのフォンダン・ショコラの断面。上には6つほどボンボン・ショコラのようなものが乗っていて、それと一緒に全体を薄いチョコレートでコーティングしている。
感想
冷蔵庫に入れていたものを常温で暫く置き、いただく。上の写真よりも密度が高くなり、滑らかな舌触り。濃厚なのに甘ったるくなく、後を引かないので非常に食べやすい。一気に食べ進められる。
上に乗っているボンボン・ショコラみたいなのはサクサクとした食感で、クッキーのような違うような。単体では物足りないので下のケーキ部分と食べると、サクサクした食感がうまく混じって丁度いい。
たまに中に何かショコラが固まったような個体が入っていて、当たるとラッキーな気持ちになった。ただ、探してみると見つからなかったので、気のせいかもしれない。いや、よく考えたらフォンダン・ショコラなので、中のガナッシュが冷えて固まったものかもしれない。レンジでチンすれば真ん中が溶けて、馴染みのあるフォンダン・ショコラな見た目になるかも。
※以下は、完全に主観的な表。
対象 | 評価 | メモ |
---|---|---|
外観・形・色彩 |
☆ |
シンプル。突出した特徴はない。チョコレートでコーティングされているので、フォンダン・ショコラの断面が見えず、第一印象で美味しそうとはならない。 |
香り・風味 | ☆☆ |
後に残らない。 |
濃厚さ | ☆☆☆ |
濃厚だが、非常に食べやすい。 |
密度 | ☆☆☆☆ | |
甘み | ☆☆ | 甘ったるくない。程よい甘み。 |
食感 | ☆☆ | 上に乗っているボンボンショコラはサクサク。 |
口どけ | ☆☆ | 温めて食べればよかったのかも。 |
後味 | ☆ | ほとんどない。さっぱり。 |
気持ち悪さ(胸焼け) | ☆ | 一気に食べても全く気持ち悪くならない。最高。 |
賞味期限の長さ | ☆☆ | 購入日から12日。 |
価格 | ☆☆ |
186g3,564円(税込)。過去最高にコンパクトなサイズで、gあたり金額も最高。 食べやすいので進みが早く、1/3食べたら「あ、1000円がもう消えた」など、とにかく金額のことが頭をよぎり貧乏人丸出しになった。 |
お得さ(味などを考慮して総合的に) | ☆ |
セブンイレブンの「濃厚くちどけのガトーショコラ」(税込300円)がめちゃくちゃ美味しいと思う身としては、とても高い。 |
優雅さ | ☆☆ |
フルーツを使ったもののような見た目のゴージャスさはなくショコラだけで勝負しているので、気分的にはそれほど優雅さは感じられず。 |
好き | ☆☆☆ | とにかく気持ち悪くならないのが最高。周りのコーティングは個人的になくてもいいかな。 |