トルコで人気の観光地と言えば、女子旅にお馴染みの現代都市イスタンブールや、自然が生み出した絶景が見られるカッパドキアとパムッカレなどが挙げられる。
しかしそれだけでない。そこは、時代を何世紀も何千年も遡る、長い長い歴史の宝庫である。
今回は、数千年前から現代までに人間が作り出した建造物や文化と、何万年何億年前かけて自然が作り出した絶景を巡るトルコ旅行を記事にする。
尚、この記事はトルコ各地の観光ブログへのリンク集でもあり、観光地の記事や写真はリンク先にてご覧いただく形式となる。
- まずは旅路と日程を確認
- 持ち物リスト
- 1日目:ドバイ経由イスタンブール着ブルサへ
- 2日目:ブルサ散策とペルガモン遺跡観光【世界遺産】
- 3日目:エフェソスとアフロディシアス観光【世界遺産】
- 4日目:パムッカレの絶景とメブラーナ博物館へ【世界遺産】
- 5日目:カッパドキアで地下都市に魅了される【世界遺産】
- 6日目:ヒッタイト帝国の栄華の跡を追う【世界遺産】
- 7-8日目:イスタンブールの観光地を歩き尽くす【世界遺産】
- 今後の更新計画
まずは旅路と日程を確認
2020年1月、羽田発成田着ドバイ経由航空便、アナトリア半島(だいたいトルコの西部から中部までの西半分)をバスで8日かけてぐるっと一周してきた。
日付 | 時間 | 都市 | 日程 | 観光地 |
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1日目 |
(日本時間)深夜 〜 夕方 |
羽田 ドバイ ブルサ |
羽田発→ドバイ【飛行時間:約11時間50分】 ドバイ発→イスタンブール(サビハ・ギョクチェン)【飛行時間:約4時間55分】 イスタンブール→ブルサ【118km/約2時間】 ブルサのホテル泊 |
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2日目 | 朝〜夜 |
ブルサ ベルガマ クシャダス |
世界遺産ブルサ観光 ブルサ→ベルガマ【270km/約3時間】 世界遺産ペルガモン遺跡観光 ベルガマ→クシャダス【200km/約3時間】 クシャダスのホテル泊 |
・ウル・ジャーミー ・イェシル・ジャーミー ・ジュマルクズック ・ペルガモン遺跡 |
3日目 | 朝〜夜 |
クシャダス エフェソス アフロディシアス パムッカレ |
クシャダス→エフェソス【28km/約30分】 世界遺産エフェソス観光 エフェソス→アフロディシアス【170km/約2時間30分】 アフロディシアス→パムッカレ【185km/約3時間】 パムッカレのホテル泊 |
・エフェソス遺跡 ・アルテミス神殿 ・アフロディシアス遺跡 |
4日目 | 朝〜夜 |
パムッカレ コンヤ |
世界遺産パムッカレ観光 パムッカレ→コンヤ【410km/約5時間30分】 コンヤ観光 コンヤのホテル泊 |
・ヒエラポリス遺跡 ・石灰棚 ・メブラーナ博物館 ・インジェミナーレ神学校 |
5日目 | 朝〜夜 |
コンヤ |
コンヤ→カッパドキア【220km/約3時間】 カッパドキアのホテル泊 |
・カイマクル地下都市 ・ギョレメ野外博物館 ・ラクダ岩 ・キノコ岩 ・ウチヒサール |
6日目 | 朝〜夜 |
ボアズカレ |
カッパドキア→ボアズカレ【200km/約2時間40分】 世界遺産ハットゥシャシュ観光 ボアズカレ→アンカラ【200km/約2時間30分】 アンカラのホテル泊 |
・ハットゥシャシュ遺跡 ・ヤズルカヤ遺跡 |
7日目 | 朝〜夜 |
イスタンブールのホテル泊 |
・ローマ時代の競技場跡 |
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8日目 | 朝〜夜 | イスタンブール |
イスタンブール発→ドバイ【飛行時間:約4時間15分】 機中泊 |
・ブルーモスク ・グランドバザール |
9日目 | 〜(日本時間)夕方 |
ドバイ 成田 |
ドバイ発→成田【飛行時間:約9時間25分】 成田着
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こうして見ると、バス移動が長いし多いしで一周するのは嫌厭されそうだが、トルコ内の移動はバスやタクシーが主流なので仕方ない。
私も酔いやすい体質なのでバス移動が懸念点ではあったが、実際にはバスは日本より綺麗に保たれていて臭いもほとんどしないし、定期的に停車してお土産屋さんに寄ったりトイレ休憩などがあったので、終わってみれば全然平気だった。
ちなみにバスは現地ツアー会社であるDORAK社の専用車を使った。本当に綺麗で無臭のバスで、正直日本の観光バスより数倍よかった。乗客が観光している間にバスの窓掃除をしているようで、道中で雨が降った後でも、観光後にまたバスの窓からトルコの町並みを綺麗に眺めることができた。オススメ。
トルコの地図と、経路。左上のイスタンブールから始まり、左回りに一周している。
持ち物リスト
持ち物 | 備考 |
---|---|
パスポート、パスポートの写し | 必須。 |
保険証の写し | 必須。 |
財布、JCB以外のクレジットカード、日本円2万円、余ったドル |
必須。 ほとんどクレジットカードが使えるが、小さなお土産屋さんでの支払いや、ツアーならレストランの飲み物代が都度現金支払いになったりするので、現地通貨(トルコリラ)に両替用の日本円も必要。 トルコリラは現在価値がどんどん下がっているので、日本円やドルでの支払いが現地では喜ばれたりすることも。その場合はトルコリラで支払うよりだいたい安くなる。 |
スマホ、スマホ充電器、モバイルバッテリー、カメラなど | |
変圧器、変換プラグ | 電圧は220Vで周波数50Hz、プラグはCタイプがメイン。 日本国内の電化製品はそのままでは使えないので、変圧器と変換プラグが必要。 |
SIMカード、もしくは、モバイルWi-Fi | 現地でスマホの通信機能を使いたい場合は用意しておくと良い。 |
観光用バッグ | キャリーケースや大きなバッグパックを観光中に持ち歩くのは辛いので、パスポートや財布などが入る小さなバッグはあった方が良い。 |
着替え、水着、タオル、ビーチサンダル | 着替えは必須。パムッカレには遺跡プールがあるし、プール付きホテルが多いので水着など必要に応じて。 |
スカーフ | モスクに入る場合には女性は必須。 |
日焼け止め | |
折り畳み傘 | |
洗濯紐、洗濯用洗剤、ファブリーズなど | |
洗面・バス用品、歯ブラシ | ホテルに付いている場合もある。 |
生理用品 | |
リップ・目薬・マスク | |
筆記用具 | 入出国時に必要。飛行機によってはボールペンをくれることも。 |
トラベル枕・クッション、酔い止め | |
Kindle | 暇つぶしに。 |
1日目:ドバイ経由イスタンブール着ブルサへ
深夜0:30羽田出発、乗り継ぎ時間を含め約20時間弱、現地時間13:50にイスタンブールに到着した。DORAK社のバスに乗り、2時間かけてブルサへ移動。
この日はブルサのALMIRA(アルミラ)ホテルに宿泊。夕食ビュッフェ付き。
1日目は移動で終了。
2日目:ブルサ散策とペルガモン遺跡観光【世界遺産】
早朝からブルサを観光。ブルサはオスマン帝国発祥の地として2014年に世界遺産に登録されている。美しいモスクが個人的なオススメ。
午後にはベルガマに移動し、ペルガモンを観光。2000年以上前に繁栄した都の遺跡は、2014年に世界遺産に登録されている。アーチ型の建造物が見所。
2日目の宿泊地は、クシャダスにあるLE BLEU(ル・ブルホテル&リゾート)。夕食ビュッフェ付き。
3日目:エフェソスとアフロディシアス観光【世界遺産】
早朝から移動し、古代三大図書館の正面玄関が圧巻のエフォソスへ。イエスキリストの母マリアが晩年を過ごしたり、古代エジプト最後の女王クレオパトラも歩いたと言われている場所だ。美しいモザイク画や豪華な公衆トイレなども見所。
そして午後には、美しい自然と共にある古代都市アフロディシアスへ。当時の住民達が入り口で出迎えてくれる光景や楕円の円形闘技場の広さには驚きがいっぱいだ。
3日目の宿泊地は、パムッカレにあるPAM THERMAL(パム テムマル/サーマル)。夕食ビュッフェ・温泉プール付き。
4日目:パムッカレの絶景とメブラーナ博物館へ【世界遺産】
午前8時からパムッカレの石灰棚とヒエラポリスを観光。朝の澄んだ空気の中の石灰棚と気球が浮かぶ風景に感動しつつ足湯をし、温泉が湧くヒエラポリス遺跡を散歩できる。
その後5時間半をかけ、古代から続く現代都市コンヤへ移動。初めて知る宗教に触れ、現代トルコの観光も兼ねることができる珍しい場所だ。
宿泊は、コンヤにあるGRAND HOTEL KONYA(グランドホテル コンヤ/旧リクソス)。夕食ビュッフェ付き。
5日目:カッパドキアで地下都市に魅了される【世界遺産】
早朝から移動し、シルクロードを走りながらカッパドキアへ。岩を削って作った地下都市や有名なキノコ岩の絶景を見られる。
カッパドキアでは、岩を削って作られた洞窟ホテル、UCHISAR KAYA HOTEL(ウチヒサル カヤ ホテル)に宿泊。朝食を食べながら朝のカッパドキアに浮かぶ無数の気球を眺められるベストポジションなレストランがある。
6日目:ヒッタイト帝国の栄華の跡を追う【世界遺産】
珍しく遅めの出発。長距離移動し、お昼過ぎにボアズカレ観光。歴史好きにはたまらないヒッタイト帝国の跡地で、3000年以上昔にタイムスリップ。
その後、イスタンブールへ戻るため、また長距離移動。アンカラという現代都市に寄ってICKALE(イッカレ)に宿泊。夕食ビュッフェ付き。
7-8日目:イスタンブールの観光地を歩き尽くす【世界遺産】
アンカラからイスタンブールへ5時間の移動を経て、トルコ旅行最後の2日間はイスタンブールを観光。
最後の宿泊地は、イスタンブールのERESIN TOPKAPI(エルシン トプカプ)。
今後の更新計画
各ホテルやお土産屋さん、食事、トルコの不思議な家やビックリ写真なんかも溜まっているので、その辺も需要があるかは不明だけど一つの記事にしようと計画中。。。