2020年1月31日をもって閉店してしまったオリジンヌ・カカオ(ORIGINES CACAO)自由が丘本店に駆け込みで行ってきた!
オリジンヌ・カカオは、パティシエ国際協会「ルレ・デセール」に所属を認められたショコラティエとしては唯一の日本人職人である方が独立して作ったお店だ。
滅多にない経歴に、期待大でお店に臨む。
オリジンヌ・カカオ自由が丘本店に潜入
お店には自由が丘駅から徒歩5分ほどで着くことができる。
ショーケースには、ケーキと中にオレンジピールやクッキー、アーモンドなどが入ったチョコ、箱入りボンボンショコラなどが置いてある。ただし、ボンボンショコラの小売りはしていなかった。
他にも、ホールケーキやフィナンシェなどの焼き菓子も売っている。
写真左下のピスタチオケーキと右下のチョコレートケーキで悩む。
ケーク アリキャンテ
ピスタチオとヘーゼルナッツの生地の間にヘーゼルナッツのコンフィチュールを絞って焼き上げたケーク
1,800円(税込1,944円)
メルベイユ
生チョコレートクリーム入りチョコレートケーキ
1,700円(税込1,836円)
ショコラティエのお店ということで、人気があるのはチョコレートケーキだそうだ。それを聞き、ピスタチオも名残惜しいが、せっかくなのでチョコレートケーキを購入。
どちらも常温の持ち歩きが可能で、袋を開封しなければ1ヶ月もつとのこと。
もう一つ選んだのはこれ。スライスオレンジが丸ごとチョコレートでコーティングされている。
皮だけがコーティングされているものもあったが、スライスのほうが珍しいのでこちらを購入。
マントン
スペイン産オレンジスライスのビターチョコレートがけ
1,300円(税込1,404円)
お店は2階。ちょっと分かりづらかったが、写真のエスカレーターを登った左手にある。
オリジンヌ・カカオのメルベイユとマントン
いい写真なくてすみませんだが、メルベイユ。半分食べたあと数時間放置していたので見た目が少し悪くなってしまった。
中にしっとりとした部分もあるが、全体的にサクサクとしっとりの間の、ちょっとサクサクめ、という感じ。しっとり濃厚な感じではない。底の、型に塗ったバターが固まったやつ(語彙)のようなサクサクしたところが美味しい。
一口目の「うまっ!」という感動はなく、食べ進めるにつれて徐々に美味しくなり手が止まらなくなるタイプのケーキだ。甘さ控えめなので、一度に全部食べ切れる。
マントンは小袋入りが4枚入っていた。大きさは大小様々で、小さいのが2枚、大きいのが2枚。
お味は、オレンジの酸味はなく、甘味も控えめ。美味しいのだが、正直に言えば、これ1枚で350円と思うとアルフォートを4枚買ったほうが幸せになれるなと思うくらいの美味しさ。完全に個人の好みだが。
オリジンヌ・カカオは、甘さ控えめのチョコレートをさっぱり食べたい人にはおすすめのお店だ。
ちなみに、銀座店も2020年1月15日に閉店しているため、同年2月現在、同店の店舗は存在しないと思われる。