入手の困難さゆえに「幻」と言われるロサンゼルス発のチョコレートブランド「イヴァン・ヴァレンティン(YVAN VALENTIN)」。
バレンタイン催事場で空っぽのショーケースのみ見かけること数年、昨年になってようやくその空っぽのショーケースのブランドが「知る人ぞ知る」チョコレートブランドだったと知った。
今年になってようやくその「幻」のトリュフを手に入れたので紹介する。
ちなみにその壮絶な入手体験談は以下のリンクから。
イヴァン・バレンティンの幻のトリュフ
まずは、6個入りの箱と紙袋。手のひらサイズ。シンプルなデザイン。
蓋は上半分がくっついているタイプ。蓋を開けると可愛いプチサイズのトリュフの説明書が。
説明書には4種類のトリュフの説明が。ただし、購入した6個入りにはカプチーノ以外の3種類しか入っていない。
左から、「ホワイト コアントロー チョコレートトリュフ」「プラリーヌ ミルクチョコレート トリュフ」「ダークチョコレート トリュフ」。全て形が異なるので手作り感満載。
断面図。冷えている時に撮ったが、少し温めて食べるとフィリングが程よく溶け出した姿を撮影できる。
おまけで、バレンタインの時期に購入したので、バレンタイン用のメッセージカードと保冷剤を頼まなくても入れてくれた。10度以下で要冷蔵。
感想
2個ずつ入っている3種類のトリュフを、1個目は冷えたまま、2個目は暖かい部屋に十分置いてから食べてみた。オススメは後者。柔らかくて口の中ですっと溶け、心地よく後味が残って美味しい。説明書に「香りと後味が、あなたに5分間の幸福を。」とあるが、冷えたまま食べると後味というものは瞬でなくなる。
味はどれも格別に美味しい。ホワイトのダークリキュールは微かに風味が広がる程度で主張はせず、チョコレート本体の味を楽しめる。プラリーヌは細かく砕いたナッツが入っているらしいが食感としては存在せず、フィリングの滑らかな舌触りのみ。ナッツは香りで口の中に広がる。
※以下は、完全に主観的な表。
対象 | 評価 | メモ |
---|---|---|
外観・形・色彩 |
☆☆ |
シンプルイズザベストだが、ちょっとしたこだわりは見たい。トリュフは手作り感があって良い。 |
香り・風味 | ☆☆☆ |
|
甘み | ☆☆☆ | |
後味 | ☆☆☆☆ | 少し溶け出した頃に食べると、心地よい後味が続く。 |
気持ち悪さ(胸焼け) | ☆☆☆☆☆ | 全くない。 |
賞味期限の長さ | ☆☆ | 購入日から1ヶ月。 |
価格 | ☆ | 3,704円(税込)。2個入りが1,481円、4個入りが2,572円、12個入りが6,687円、24個入りが12,755円。1個530~740円と、幅広い。6個入りは1個620円弱と、これまで食べてきた高級チョコレートの中でトップに躍り出た。 |
お得さ(味などを考慮して総合的に) | ☆ |
お得さはないが、入手困難度Sランクブランドなので、値段は気にならなかった。買えた喜びの方が大きかった。 |
優雅さ | ☆☆☆ | 1粒600円の女になれた。 |
好き | ☆☆☆☆ | シンプルに味がとても美味しい。 |