「ブルガリ イル・チョコラート(BVLGARI IL CIOCCOLATO)」は、宝飾品のハイブランドであるブルガリが手がける高級チョコレートブランドである。
ここ数年において念願の、一粒千円する「チョコレート・ジェムズ」をようやく手に入れたので紹介する。
ブルガリ イル・チョコラーとのチョコレート・ジェムズ
ベースカラーは、グレーのようなブラウンのような、シルバーにも見える。そのど真ん中にゴールドのブランドネームが輝いている。
細長い箱の蓋を開けると、これまたブランドネームが記載された白い紙、そしてそれを覆うプラスチックの蓋。
シンプルながらにこだわりを感じたのは箱の切れ目の入れ方。普通は真横に真っ直ぐ入れるところを、斜めに入れている。
プラスチックの蓋を開け、紙とクッション材を取ると、中から直径3cm程の丸い形のチョコレートが5つ。
左から、「パンフォルテ」「オリーブオイル」「イチジク&くるみ」「アーモンドプラリネ」「フルーツ&リコッタチーズ」。
宝石のような美しい見た目。 東京都内の工房でひとつひとつ手作りで作られていて、一粒完成させるのに2〜3日かかるのだとか。
右側の「オリーブオイル」は個人的に一番美しいデザイン。なんとなく和な感じもする。
一番右のホワイトチョコの「フルーツ&リコッタチーズ」は、数年前にバレンタイン催事で試食させてもらってからの大ファンである。(ちなみに当時のブルガリイルチョコラートは一粒千円もするこのジェムズシリーズを1/4個も試食させてくれた。250円分!)
断面はこんな感じ。
見辛いかな。
見た目でフィリングの違いが分かるのは、右2つの「アーモンドプラリネ」「フルーツ&リコッタチーズ」。ザラザラな感じと、何か入っている感じが見える。
後から気付いたけど、「イチジク&くるみ」の上には金箔だけでなくもう2種類何かが載っていた。
感想
全部美味しいのは間違いないのに、言葉では表せない。特記することがないのは直すところがない完成品だからということだろうか。とにかく美味しい。上述したが、「フルーツ&リコッタチーズ」のファンだったが、「パンフォルテ」「イチジク&くるみ」も風味が好みでファンになった。
一粒千円というフィルターがかかっているのも大いにあり得るが、華やかで美しい見た目とブランド力に、間違いなく優雅な気分になるし素敵なひと時を味わえる。
自分用に買うのは数年間躊躇してしまう価格だが、それゆえにプレゼントで貰うと一番嬉しいチョコレートブランドだと思う。本命用バレンタインチョコや本命用ホワイトデーのお返しにうってつけだろう。
※以下は、完全に主観的な表。
対象 | 評価 | メモ |
---|---|---|
外観・形・色彩 |
☆☆☆☆☆ |
シンプルながらにこだわりが見えた箱と、チョコレート自体の美しさは過去一。 |
香り・風味 | ☆☆☆☆ |
|
甘み | ☆☆☆ | ちょうどいい。 |
気持ち悪さ(胸焼け) | ☆☆☆☆☆ | ない。 |
賞味期限の長さ | ☆☆☆ | 購入日からだいたい1ヶ月。 |
価格 | ☆ | 5,700円(税込)。一粒千円越えの過去最高額。 |
お得さ(味などを考慮して総合的に) | ☆☆ |
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優雅さ | ☆☆☆☆☆ | ブランドネームの強さと数年間にわたる一粒千円への憧れで、過去一の優雅な時間を味わえた。 |
好き | ☆☆☆☆☆ | 5個中3個のファンである。 |