わささbのブログ

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オスマン帝国発祥地、トルコのブルサを観光!ブルーモスクよりオススメのモスクも!!

今回はトルコの4番目の都市、ブルサの観光地を紹介する。

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ブルサは山のふもとに作られた都市であり、山の中腹にまで並ぶ建物が左右に延々に広がっていて、遠くから見ても存在感のある街並みを持つ。

場所は、イスタンブールのサビハ・ギョクチェン国際空港からマルマラ海を縦断した南南西の方向に位置する。

2016年に開通したオスマン・ガーズィー橋のおかげで、サビハ空港から車で約1時間で到着できるようになった。それ以前は、1時間遠回りして別の橋を渡るか、定期船に乗って渡るしかなかったらしい。

アクセスがよくなったからか、ブルサはトルコの4番目の都市でありながら、首都であり2番目の都市であるアンカラよりも経済的によくお金が回っているそう。(ちなみに1番目の都市は言わずもがなイスタンブール3番目の都市はイズミル。)

 

イスタンブールからのアクセスも悪くないが、ブルサにも空港があるので、日本から直行便で行くことも可能だ。

 

今回のブルサ観光では、ジュマルクズックとウルジャーミー、イェシルジャーミーに訪れた。

 

ジュマルクズック

ブルサは昔、巨大帝国となったオスマン帝国が発祥した地であり、ここジュマルクズックでは13世紀に作られた町並みが残っていて石畳や建物から歴史を感じることができる。

ジュマルクズックとは、「モスクのある(山と山の間にある)町」という意味で、その名の通り、当時は周辺で唯一モスクがあった町として栄えていたそうだ。また、やはり名前の通りで、山に町が作られているため、見学中はずっと坂になる。

 

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石畳はオリジナルなのか不明だが、凸凹していて相当歩きづらい。
水はけをよくするためか、写真真ん中に見える線を挟んで石畳が若干斜めに作られている。この線は、山からやってくる水が1年中流れているので乾くことはないらしい。

道は相当狭いが、地元民の車は通るそうで、ところどころで側に立つ壁に車が擦った跡を見つけることができる。

 

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建物も当時の造りのまま。石を土台に、その上に木の骨組みを建て、土壁を作って上から色を塗っている。

色は青だけでなく黄色や水色、ピンクなど様々だが、塗られていないのか剥げたのか、割と古く寂れた印象の家も多くある。

建物一つ一つはアパートのように大きいが、一つの家族で一つの建物を使っているそう。家族といっても、親戚なんかと一緒に20人くらいで住んでいるらしい。

建物の中に中庭があるところもあり、ドアが開いていればその様子を確認することができる。が、現在も人が住んでいるところなので中に入ったり写真を撮ったりはしないこと。

 

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町の名前の由来になったモスク。再建されたものなので、当時とは姿形が異なるそう。

この町を下から上ると、まずは大きい広場に、次に小さい広場にたどり着くが、このモスクは小さい広場に建っている。近くには町唯一のスーパーマーケット(個人商店レベル)がある。

このほかに、町の中には観光用のお土産ショップやレストラン、有料か忘れたがトイレもあった。

 

ウルジャーミー

ジャーミーとはトルコ語でモスクのこと。ウルは大きいという意味なので、大きいモスクという名前がつけられたモスクである。

このモスクは、建物内に泉がある珍しいモスクで、11世紀に作られた。オスマン帝国が建国されたのが1299年なので、もっと古い。

モスクは投資者や建設者のものではなく、みんなのものという概念なので、寄付をしたお金で建てられる。

このモスクの寄付者は元々20個のモスクを作ろうとしたが、友人に大きい一つのモスクを作ったら?と助言され、その助言が気に入ってこのモスクを建設した。そのためか、モスクの天井ドームは20個ある。

 

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礼拝者はまずはこの泉で身を清める。と言っても恐らく泉の中に入るわけではなく、周りにある椅子に座って水道から水を出して清めるのだと思う。

このシステム自体は他のモスクにもあるが、中にあることが珍しいそうだ。

(この次に紹介するイェシルジャーミーにも中に泉があるが、それでも珍しいらしい。)

 

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壁には無数のアラビア文字?が飾られていて、アラビア文字の博物館のようだ。他のモスクにもアラビア文字は描かれているが、ここほどに数が多いのはそんなにない。

写真右のパーティションで区切られた場所は、女性の礼拝場所。広いモスクのたった一角である。女性と男性は同じ場所で礼拝できないので、どのモスクでも女性の礼拝場所は区切られているのだが、どれも小さい。

それは礼拝しに来る人が圧倒的に男性が多いから(女性は家からあまり出ないため)で、女性を蔑ろにしているからではない。

 

モスクはみんなのものであるので、お金を取ることはしてはいけない。

そのため、どこのモスクでも観光客も無料で入れるが、女性はスカーフで髪の毛を隠す必要がある。と言っても、トルコのどこのモスクも厳しくはなく、前髪が出ていても注意される人はいなかった。また、服装もジーンズはダメなど言われることもなく、露出がなければジーンズでも入ることができた。

靴はモスクに入る前に脱ぎ、モスク内の靴箱に置く。これはモスクによって異なり、靴の上からビニールを被せたり、ビニールに靴を入れたり、方法は様々だが、ビニールの場合はモスクの入り口に用意されているので持っていく必要はない。

 

イェシルジャーミー

ここはとってもおすすめの場所。通称ブルーモスクと呼ばれるイスタンブールのスルタンアフメトモスクよりも、ブルーモスクと呼ばれるに相応しいと思うほどモスク内は可愛い青と緑で彩られている。

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外壁は大理石でできていて真っ白。窓や入り口なんかは、大理石の細かい細工を見ることができる。

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中央の入り口から入ると、写真では伝えきれない美しい、というか、とにかく可愛い内装が現れる。

ステンドグラスは生で見るとキラキラ輝いていてとても綺麗だった

前述したが、このモスクにも建物内に泉がある。泉の奥は祭壇だ。祭壇にある階段はすべてのモスクでメッカの方向に向いている。メッカの方向に礼拝者は礼拝する。

このモスクの上には宿泊できるところがあるそうだ。それに、神学校としても裁判所としても使われたことがあるらしく、礼拝所として以外に様々な用途に使われた歴史を持つ。また、この周辺にモスクがなかった時代には、東西からやってきた人が情報交換する場でもあったらしい。

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また、このモスクは初めて王様のために別室が作られたモスクでもある。

写真中央の穴がそれだが、場所としては入り口の上にある。この別室は、暗殺防止の役割を果たしている。

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色合いが可愛い。天井は赤系統、壁は青系統の色で描かれている。

青は幸せの色。トルコ人の7割は種類は違えど青が好きだそう。レッドカーペットもトルコではブルーカーペットらしい。要人が来ると、赤ではなく青のカーペットで歓迎する。

有名なトルコ石も幸せの石というわけだ。

 

このモスクのある町は緑が多く自然が豊かだから緑の町と呼ばれている。このモスクも青や緑が多いから緑のモスクと呼ばれているらしい。

緑のモスク、ブルサ観光の際にはぜひ行ってほしいオススメの場所である。